アメリカはテキサス州へ行ってきました!?その1

2024/03/28

アメリカはテキサス州へ行ってきました!?その1

3月21日(木)に来て欲しい・・・とイスカンダルの・・・ではなくて、フレデリックスバーグの太平洋戦争国立博物館から呼び出されて、急ぎ現地へと向かうため機上の人となりました。御殿場から三島駅から新幹線で品川、品川駅から京急で羽田空港。そして空路ダラスフォートワースから乗り継ぎでオースチン空港へ。さらにレンタカーでフレデリックスバーグまで2時間走ると、自宅からホテルまでドアtoドアで24時間ちょうど掛かりました( ゚Д゚)

テキサス州中央部に位置するフレデリックスバーグ市は、ドイツ系移民が作った街なので、中心部はドイツ村のようなテーマパーク状態で、ビールやワイン、ドイツ料理好きにはたまらない雰囲気が漂う良い意味での田舎町です。

海外でスーツを着たことは初めてかもしれません。心なしか緊張しているのは、一昨年に続いて2度目の訪問となるこの日、運命の会議に臨むからであります!! 

会議室もTVドラマや映画でよく見る、外人さんがズラッと並んだあれですよ!これには緊張感が急上昇!!

お相手は博物館館長、展示品管理課長を筆頭に、博物館財団理事長(元海兵隊司令官)、テキサス州文化財局長という、そうそうたる顔ぶれです。

訪問の目的は先の大戦でアメリカ海軍が戦利品として持ち帰った「九七式中戦車(新砲塔)」の日本への里帰り交渉です。一年前にこちら側からの要望を伝え、今回はその回答を伺うために訪問となりました。

会議は終始和やかな雰囲気で進み、自民党国会議員有志による(仮称)防衛技術博物館の設置を実現する議員連盟の全面協力のもと、無事に合意に達することが出来ました♪

  

博物館管理財団の理事長ヘギー元海兵隊大将と記念撮影。背景はニミッツ提督が敬愛した東郷平八郎元帥の茶屋のレプリカです。「日米友好は太平洋戦争という厳しい歴史を背負った上に築かれています。この戦車を通じて、日米の次代を担う若い世代の交流が深まることを祈念します」というヘギー大将の言葉が両肩にずっしりと重く感じました・・・

戦車の里帰り実現は基礎交渉が合意に達しただけで、ここからがスタートです。科学技術遺産として「九七式中戦車(新砲塔)」を里帰りさせる長い旅がいよいよスタートです(^^♪