一週間に2回も!北海道への弾丸ツアー実施・・・収穫あり|д゚)

2023/09/11

一週間に2回も!北海道への弾丸ツアー実施・・・収穫あり|д゚)

夏休みも終わり、仕事が本格始動したころにその電話は掛かって来ました。そう、物語はいつも一本の電話から始まるのです!

10年越しのモヤモヤと霞が掛かった向こう側の車両譲渡のお話なので、まずは北海道へと現車確認に向かいます(^^♪

羽田空港から北海道ローカル空港へは一日3便が飛んでいます。余裕をもって朝4:30に出掛けたにも関わらず、東名高速のトンネル内転覆事故の影響でタッチの差で朝一便に間に合いませんでした・・・

先方にお詫びの電話を入れて、満席予約となっている12時の便のキャンセル待ちをドキドキしながら待つこと5時間少々。当たり前ですが、キャンセル待ちですからフライト20分前にならないと判らないとうことで、変な汗をかきながらカウンターで待つこと5分なんとか席を確保して一路北海道へ!

はい、そして10年越しの対面叶った車両がこちらの「更生戦車ブルドーザー」のさらに民間でエンジン載せ替えたり、ドーザーブレード交換したりで延命措置を施された奇跡の一台です。

ごらんのとおり、足回りは九五式軽戦車そのものですが、流石に三菱製空冷ディーゼルエンジンはご臨終して、いすゞ社製DA120型ディーセルエンジン(水冷直列6気筒、6100cc、125馬力)載せ替え済み。

転輪も履帯もオリジナルですが、経年劣化は隠しようもありません。履板は3枚ほど欠落したモノを鉄鋼工場で溶接して補修または一部新規で製作されているようです。これも歴史の一部ですから、このまま保管したいと思います。

車内は2人のりです。ミッション&デファレンシャルから最終減速装置に至る操行装置はオリジナルの九五式軽戦車のまま。さらに戦闘室とフロント操行装置の隔壁が取っ払われているので、機械構造が手に取るように判ります!

前オーナーさんに整備・保守のポイントをお聞きしましたが、流石に実働状態を数十年維持されているだけあって、世界で一番九五式軽戦車の操行装置の調整のノウハウを持っていらっしゃると自分が認定させて頂きます!目から鱗の実体験からのお話をたくさんお伺いできたことが何よりの収穫だったりします(^^♪

車両譲渡のお話もまとまり、一週間後の引き取り来訪を約して一路帰路に着きます。

 

往路の乗り遅れに懲りて、そそくさとレンタカーを返却して早めに空港に入り、余った待ち時間を利用して立ち食い鮨屋さんで「ニシンの切り込み」で軽く一杯。初めて食べましたが米麹と塩の発酵食品ということで、これはビールが進みます。

ビールが進んでしまい、おやつのつもりだったのに、結局遅めの昼飯?あるいは早めの夕食?ということでフードコートに河岸を変えて、食品サンプルが美味しそうだった「フィッシュ&チップス」を食します。北海道のジャガイモが美味しいのは想定内ですが、フィッシュフライが「ほっけ」というのにビックリ!そして食べてみて美味しいことに2度目のビックリ!

やはり、北海道と九州は何を食べても美味しい説は本当だと実感した次第です。

 

そして、9月10日に無事に御殿場に到着した様子がテレビ静岡さんで放映されました!下記サイトからご覧いただけます(^^♪

今回の北海道からの輸送費と、今後の修復費用をNPO法人防衛技術博物館を創る会では継続型クラウドファンディングで募っております。詳しくは下記サイトをご覧ください。

支援は毎月500円、2000円、5000円の継続型ですが、気分次第で止めることも可能です。極端なお話ですが一回だけの支援も可能です。みなさまのご支援をお待ちしておりますm(__)m